よく「メタディスクリプション」って言葉を目にするけど何のことか分からないわ?
WordPressをはじめると色々な用語がでてきます。
今回はメタディスクリプション(meta description)について解説していきたいと思います。
メタディスクリプション(meta description)とは、そのWEBページの内容を100文字程度にまとめた要約文のことです。
正しくメタディスクリプションタグを設定していると、検索結果上にも表示されます。
メタディスクリプションを設定しても、SEOに直接的な影響は与えません。
ただし、メタディスクリプションタグを正しく設定すれば間接的にSEO効果を高めることができ、CTR(クリック率)も上げてくれてます。
メタディスクリプションとは
メタディスクリプション(meta description)とは、WEB上の記事(やコンテンツ)の内容を100文字程度にまとめた要約文のことです。
「スニペット」とも呼ばれ、検索結果上では記事タイトルの下に表示されます。
赤枠の部分がメタディスクリプション(meta description)になります。
SEOへの影響
SEOにおいてメタディスクリプションが検索結果に影響を与えることはありません。
Google検索セントラルブログでも、メタディスクリプションが検索順位に直接影響をおよぼす要素ではありません。
Google は、ウェブ検索のランキングで
出典:Google検索セントラルブログkeywords
メタタグを使用しません。
しかし、メタディスクリプションを設定することでCTR(クリック率)が向上し、検索順位に間接的に影響をもたらすでしょう。
また、検索エンジンが記事の内容を認知するのに活用されます。
検索エンジンは、タイトル・見出し・メタディスクリプションを含む内容から評価の判断をしています。
メタディスクリプションを設定していない場合は、検索エンジンが自動で生成した文章を表示します。
サイト内の記事の冒頭100文字程度が表示されます。意図していない部分が表示される恐れがあります。
そのため、できる限りメタディスクリプションを設定しましょう。
メタディスクリプションの書き方
文字数を意識しよう
直接的ではないにせよ、間接的にSEO効果があるメタディスクリプション。SEOに効果的なメタディスクリプションにするためには適切な文字数を理解しよう。
そのために、まずは検索結果上で表示されるメタディスクリプションの文字数を確認しましょう。PCとスマホでは、画面サイズがことなり表示されるメタディスクリプションの文字数がちがいます。
表示されるメタディスクリプションの文字数 | |
PC | 100文字程度 |
スマホ | 70文字程度 |
この文字数はあくまで目安であって、最適なメタディスクリプションの文字数は100文字程度です。
そのため、まずは上記文字数を意識して設定しましょう。
書き方のコツ
スマホで表示できるメタディスクリプションの上限は70文字前後です。スマホで検索するユーザーには、画面サイズが小さいこともあり100文字では長すぎるわけです。
しかし、スマホとPC、それぞれ別々の内容でメタディスクリプションを設定するのは無理です。
そこで、基本文字数は100文字に設定し、最初の50文字にキーワードや重要な文章を入れるようにしましょう。
- この記事は何について書かれているか
- 重要なキーワードがふくまれているか
- ユーザーが求める答えがふくまれているか
前半50文字に何を紹介(解説)しているのかを書いて、同時に重要なキーワードもふくめると効果的でしょう。
ユーザーの検索したキーワードがメタディスクリプションにふくまれていると、その部分が太字になり視界性がよくなりCTR(クリック率)が上がります。
後半50文字にユーザーが求める答えを書く、例えば商品Aと商品Bの比較ならば「おすすめは商品Bですよ」みたいな、
結論がどうなのかを知れてユーザーは記事の概要がわかり、検索意図のズレをふせぐことにもつながります。
各記事ごとにメタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションで最も注意したいことは、記事の内容とは無関係な内容を設定することです。サイトの全ての記事で同じメタディスクリプションを設定するのは典型的な失敗例です。
もし、自身のWEBサイトにおいて全記事に同じメタディスクリプションが設定されている場合は、今すぐ修正・変更しましょう。
またメタディスクリプションは記事ごとに個別に設定しましょう。それぞれの記事で述べたいことは異なると思いますので、記事内容に適したメタディスクリプションを設定しましょう。
まとめ
この記事ではメタディスクリプションについて解説してきました。
各記事ごとに適切なメタディスクリプションを設置することでCTR(クリック率)が上がり、サイトへのアクセスを
増やせる効果は今後も期待できるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。